ゆっくり会レポート

☆ 2017.10.30 更新しました! ☆

レポートNo.7

2017年10月29日(日)14:00~17:00

 

(参加者7名 長岡京生涯学習センターにて開催)

 

今日の「ゆっくり会」は、初参加の方を含め7名の参加でした。


いつものように、自己紹介→朗読(ことばの自己療法)→朗読(あめんぼの歌)→日常の挨拶文→カルタ→自己紹介を行いました。


今回、初めての試みでしたが、メトロノームのリズムを50にして、拍と拍の間で4文字発話するということを行いました。メトロノームの拍を減らすことで、プロソディーを入れやすくなりました、と同時にメトロノームの依存度を減らしてみました。


吃症状は出やすくなりますが、リズムよく発話するということは出来たと思います。


前半の90分間は、笑いもなく真面目に🎵
休憩を挟んでの後半は楽しく行うことが出来ました。


来月も、真面目に楽しく、宜しくお願いします🎵

レポートNo.6

2017年7月30日(日)14:00~17:00

 

(参加者4名 長岡京生涯学習センターにて開催)

 

7月30日、吃音抑制グループ「ゆっくり会」の練習会を行いました。

 

始めに、ジャックと豆の木の朗読を一人づつ音読しました。(メトロノームなし)

 

続いて、発声練習を兼ね 新五十音をメトロノーム80/分で、一人づつ一音一音引き伸ばしながら、メトロノームに合わせて一通り行いました。

 

続いて、弘前大学大学院 小山内先生の研究論文の一部分を、メトロノーム100/分で、中休憩を挟みながら一人づつ音読していきました。


◆なるべく棒読みにならないように、抑揚や間、イントネーションやリズムを入れながら発声する
◆吃音の症状がなるべく出ないように注意する


の2点を心掛けながら音読していきました。
(メトロノームは100/分のままで通しました。)

 

16時30分からは、自己紹介を行いました。

簡単な自己紹介ですが、自己紹介は、音読と違い、ある程度頭の中で文章を考えながら話すので、吃症状が出やすくなりますが、吃音を意識しながら抑制させる練習をしました。 この間も、メトロノーム100/分を鳴らしてました。

 

最後に冒頭行った、ジャックと豆の木の朗読を一人づつ音読しました。
ここでは、メトロノームを消しました。
音読後に感想を聞きましたが、冒頭読んだ時とは明らかに違いを感じたと言った感想を言われてました。
良かったと思います。
この体験が大事だと考えてます。

 

今回は、一人一人の読む間隔を短くしました。その為、一言だけで交代する箇所が多く順番が早く回ってきました。
また、途中で意見を出し会いながらに進めたことも良かったと思います。

今回は、始めから終りまで録音しました。  これから毎回、録音していこうと考えてます。
半年後、一年後、どう変化をするのか?を調べていきたいと思います。

 

では、またね(-^0^-)


レポートNo.5

2017年6月25日(日)14:00~17:00

 

(参加者6名 長岡京生涯学習センターにて開催)

 

6月25日に「ゆっくり会」を行いました。
今回の参加数は6名でした。初参加の方が3名、継続参加の方が3名でした。


初参加の内2名は比較的吃症状を出してませんでした。1名は、普通に吃症状が出てました。

 

今回のゆっくり会は、大まかに2つのグループに分かれました。

吃音があっても話していくことが良いと言うグループと、吃音をコントロールしながら話すことに喜びを感じるグループです。 どちらも、その方の考えなので良いと思います。


前半はいつものように、吃音関係の本を朗読しました。メトロノームを使い、吃音がなるべく出ないようにしました。ここで感じたことですが、吃症状が比較的少ない方は、メトロノームに合わせて発話することは苦手なように感じました。だから言いました、「メトロノームに合わせてゆっくり読んでください」って。


後半は、コンビニの夏ギフトのカタログを利用して、店員になったつもりで商品を皆さんに紹介するということを、やってみました。
前半にゆっくり読んだことを思い出しながら、なるべく吃症状が出ないように話しました。
とても良かったと思います。


次回は7月30日です。
笑顔で集い、笑顔で帰れる様なゆっくり会になるよう、工夫しながら進めて行こうと思います。  宜しくお願いします。

 

追伸)  どもるから話さない、という方がいました。回りの友人は彼にこう言います。  どもってもいいから話そうよ と。でも彼は、どもりたくないから話そうとしませんでした。
そんな彼に、一人の友達がこう言いました。 なるべくどもらないように話そうよと。そして彼は、教えてもらった、なるべくどもらないように話すことで、話す喜びを知りました。
決して、スラスラとは話せませんが、笑顔で話してます。その彼が、あべっちです。

レポートNo.4

2017年4月23日(日)14:00~17:00

 

(参加者4名 長岡京生涯学習センターにて開催)

 

昨年の4月に始めて今回、2年目 に入りました。

 

初参加者の方は、私のブログから知って来られました。

 

内容は、今日は斉読を始めに行いました。

 

その後、1人で朗読、司会の挨拶文の朗読、求人表を見ながら求人説明をし、その説明に対して参加者が質問をし、答えるということをしました。

 

終りは、吃音についてのフリートークになりました。

 

ゆっくり話す、ということの奥深さを感じました。またお願いします、ということでした。

 

5月は羽佐田先生の吃音講演会を開催しますが、6月は通常通りの例会を行います。

 

これからも、宜しくお願いします。                                                        【報告:あべっち】

レポートNo.3

2017年3月26日(日)14:00~17:00

 

(参加者6名 長岡京生涯学習センターにて開催)


今回は京都市内から、枚方から、吹田から、甲賀市から、四日市市から、全部で6名の参加者でした。

枚方から来られた方は、車検で車がなく、雨模様だったのでバイクにも乗れず、バス🚌と電車🚃💨を乗り継いで、…有り難いことです。

三重県の四日市から来られた方は、先月に引き続き、観光を兼ね泊まりで来られました。

甲賀市から初参加された方は、午前中は京都観光して、午後はゆっくり会に参加して頂きました。

京都市内から参加された女性は、ここ数ヵ月、いろいろ悩みごとが多く吃音が前より出てしまいます、と言われてました。

吹田から来られた二十歳代の方は、いよいよ来月から病院勤務が始まるそうで、吃音を上手く抑制しながら、頑張って欲しいです。



今回の 吃音抑制グループ「ゆっくり会」は、
今までの内容を少し変え、『実際に吃音を上手く抑制しながら人前で話す体験をする』ということをしてみました。

前半の90分は、メトロノームを用いての朗読でした。  メトロノームのテンポは70から始り 70**90**110**130**100**80**120**130**80**100**90**80**100**80  と変化をつけながら、ゆっくり発話することを、意識できるように心掛けた内容にしました。

後半は前半の練習を踏まえながら、メトロノームのテンボを消して発話することを主にしました。
そのうえ朗読ではなく、『参加者にあるものを説明する』といったことをしてみました。今回は、新聞に掲載されてる『○○教室』というものを簡単な説明文を見ながら、自分なりの言葉で説明する、といったことをしました。

この練習の趣旨は、吃音者は考えながら話すということは、吃音の症状が非常に出やすくなります。しかしその状況でも吃音を上手く抑制しながら話す、ということを目的にした練習です。
しかし、どうしても吃音の症状が出てしまう方は、メトロノームを利用しました。

また、吃音に対しての想い、というのもフリートークの様に話していただきました。



吃音を上手く抑制しながら話す、
これは簡単に出来ることでは有りませんが、日々の練習から少しずつ積み重ねていく以外、近道などないと思います。

初参加の方から、メールを頂き、参加して良かったです、と言った内容でした。


これからも、色々な練習を取り入れながら、参加者の吃音が少しでも抑制出来るように、取り組みたいです。


来月の 吃音抑制グループ「ゆっくり会」は、
4月23日(第4日曜日)   14時00分~17時00分
長岡京市総合交流センター(バンビオ)6階
で行います。
※参加費は300円(会場費とコピー代)です。

よろしかったら、来てください                          【報告:あべっち】

レポートNo.2

2017年2月26日(日)14:00~17:00

 

(参加者6名 長岡京生涯学習センターにて開催)

 

本日(2月26日)の、吃音抑制グループ「ゆっくり会」には、3名の初参加者を含め計6名の参加でした。

前半はいつものようにメトロノームを70~140に合わせ、変化をつけながら朗読しました。
後半はメトロノームを切ったり、これも変化をつけながらでした。
また、吃音者は考えながら話すと吃音が出やすいので、参加者からの質問に答えるということをしました。その際、スロートークを壊さないようにメトロノームは、120に合わせました。
参加者からは、この様なスロートークの会は初めて経験しました。頭の中が少しパニックしてますが、良い経験でした、とのことでした。最後は皆さん、笑顔で雑談してました。それもなるべく吃らないようにね。
希望を与え、喜びが心から湧く、今月のゆっくり会でした。        【報告:あべっち】


《参加者の感想》

 

★初めてゆっくり会に参加してきました。
ゆっくり会の感想としましては、メトロノームでタイミングをはかり、ゆっくりしたペースでは、音に連られて語尾が上がり、早いペースでは、お経のように一本調子でした。
2回ほど随伴がありましたが、普段よりは力むことなく言えました。
今後の自分の課題としましては発声を滑らかに発することです。  <はま>

 

レポートNo.1

2017年1月29日(日)14:00~17:00

 

(参加者5名 長岡京生涯学習センターにて開催)

 

1月29日の『ゆっくり会』に、初めて「ネットを見て来ました」という方が来られました。

その方に「このような会が欲しかった!」「来月も来たいです」と、言って頂き、このような方のために『ゆっくり会』は在るのだなと実感した次第です。      【報告:あべっち】

 


《参加者の感想》

 

★久しぶりに『ゆっくり会』に参加しました。メトロノームに合わせて文章を読んだり、自己紹介をしたりするだけですが「言葉がスムーズに出る喜び、楽しさ」を感じることが出来ました。学生時代は音読の順番が来ることが怖くて仕方なかった私達ですが、順番が来るのが待ち遠しくさえ感じました。途中でメトロノームを使わずに音読をしましたが、その時も皆さん詰まらずに読めていたのが不思議であり、嬉しかったです。

ありがとうございました!  <みぽりん>